1983年秦野 曽屋神社例大祭

1983年(昭和58年)秦野 曽屋神社例大祭の模様です。
管理人が初めて本格的に追った曽屋神社の例大祭です。
画像は古い写真をスキャナーで取り込み、補正処理をして色を濃くしてあります。
1983.07.24撮影

名作神輿

忠実屋(当時)前で綺麗に差される曽屋神社の大神輿。
江戸時代末期に大山の宮大工 明王太郎敏景が作製した
名作神輿です。重量感があり、何とも言えませんなぁ^^
この当時は、屋根紋が巴紋でした。

太鼓連

四ツ角より撮影開始。
祭列の先導は太鼓連の山車。
向かって左のトラックにはフロントに
プリンスのロゴが。時代を感じます。

昔も今も変わらねど…

渡御風景1

祭典委員長がハッパを掛けながら、
大道地区へと進んで行きます。

二番組

こちらは二番組の乳牛地区、八幡神社・
加羅古神社の神輿が差されているところ。
大正八年 明王太郎景堯作。

夜祭風景1

大道地区にて休憩が入り、神輿には名物の
弓張提灯が付けられます。
休憩後、渡御前に青年会長より挨拶。

夜祭風景2

青年会長に導かれ、宮入へと向かって行きます。
ここから一気にヒートアップします。

二基で差す

途中、二基一緒に差される場面も。
夕暮れに浮かぶ弓張提灯を付けた
二基の大神輿。良いですなぁ・・・。

夜祭風景3

この頃はまだ曽屋神社の弓張提灯で
統一されてました。

夜祭風景4

右へ左へと暴れながら担がれるため、
歩道から撮影してても神輿が迫ってくる場面も。

宮入

一気に宮入へと移りまして、
境内で担がれる神輿。
曽屋神社神輿は既に下ろされ、
そこへ二番組が並ぼうとしているところ。

胴上げ

無事、宮入も終わり、青年会長を
担ぎ手達が胴上げします。
ピンボケはご愛嬌(笑)

祭の後・・・

興奮冷めやらぬ境内で、片付けられる神輿。
スポットライトに浮かぶ神輿は
祭の余韻を残しながら、静かに佇みます。

あとがき
今回古い写真をスキャナーで取り込み、画像処理ソフトを使って
色褪せた写真を補正処理して、当時の様子と思われる色を再現
させてみました。ここで思ったことですが、色褪せた写真と共に
色褪せてた思い出が、色の復活と共に蘇ってきました。
それは、あぁ、この色合いの中で、興奮しながら写真を撮ってたんだな、
と言うことです。多少、色合いがオーバーかもしれませんが、
色濃くなった画像を見て、やっぱり、かっちょ良い〜とニヤけてしまいました^^。
古い写真も味がありますが、こうして当時の色を再現させるのも、
違った楽しみ方であり、今回レポを作成してみて良かったと思いました。