この日は余り時間が無く、とりあえず神社に
行ったところ、式典前で、神輿の撮影ができました。
　　　

ここの神輿はずっと気になってた神輿です。
それは、この神輿は私の氏神・秦野 御門の
八坂神社から渡った神輿だからです。

時間が無かった都合で、じっくりと見れなかったのが
残念ですが、組物（出組）や尾垂木、彫刻が、
だいぶ色褪せてきてるものの極彩色に塗られ、
当時の煌びやかさの片鱗を伺わせてます。

子供神輿と共に式典を待つ大神輿。

この神輿の由来は、天保の頃、
江戸の神田明神から中古で八坂神社が譲受け、
明治45年の大修理を経て（その間、何回かの修理あり）、
昭和8年まで使用され、昭和22年に三嶋神社に渡ってます。

捩りの掛け方等もそのまま渡った感じですね。
胴の細さは今の江戸神輿に通ずるものがありますが、
平べったい屋根や全体の木割りなどは、かなり違う
趣で、非常に興味をそそられる神輿です。

大きな鳳凰は、こちらに渡る際に変更されたと
宮本青年会の先輩から聞いております。
屋根紋は”五三桐”でした。昔ながらの物かは不明です。

太鼓連の山車と共に撮影。

現在は担ぎ手の減少により、神社から国道246号線
までの非常に短い区間しか担がれないそうです。

境内入口に立てられてる幟。

この神社は枝垂桜が有名です。
この日も見事に満開で、綺麗でしたよ。

参道の階段から撮影。
晴れてれば、もっと良かったのですが、
生憎の曇天で残念です。

参道下から撮影。
咲き誇る桜が正しく祭りに花を添えてます。

参道脇に掲示されている神社の説明文です。
参考として掲載しておきます。