勇獅栄神輿屋根修復過程

玉掛け中

屋根の構造上、ひびが目立ち始めたので、
一念発起して修復することにしました。
修復に際し、屋根を神輿から分離します。
クレーン玉掛け中の図。

屋根分離中1

屋根は四つ柱と繋がっており、
まずは柱ごと台輪から離し、引き上げます。

屋根分離中2

手前は今回修復を依頼した茅ヶ崎 神輿康さん。
屋根と柱が繋がっている部分の楔を取っているところ。
屋根に横線が入っているのわかりますか?

屋根分離

柱とも分離し、完全に屋根だけになった図。

工房へ

神輿康さんの工房へ運び出される屋根。
軽トラの荷台にぴったりフィット(笑)

神輿康さん作業中1

修復作業中にお邪魔した時の図。
屋根一面に貼られていた瓦状の板を全て外し、
ベースのベニヤ板が出ている状態。

地肌の出た屋根1

これから地肌を整えて、下地を重ねて行きます。

地肌の出た屋根2

神輿康さんに全て任せてあったので、この後は
何も心配せずに出来上がるのを待っているだけでした。

鬼板

屋根の塗りも終わったとのことで、
見に行った時の図。
今回、修復に際し、念願の鬼板を付けることに。

完成間近

丁度、前面の唐破風の上に鬼板・角を取り付けた図。
屋根の綺麗さと、鬼板の感じが良く、
出来上がりが待ち遠しい時。

屋根帰還

4月末に神輿康さんに引渡し、
6月吉日、綺麗になって戻ってきた屋根。

見上げた図

関係者が集まり、屋根を載せて馬に乗せてる図。
綺麗な仕上がりに会員達も満足しておりました。

修復完了

鬼板が付いて、一段と引き締まった感のある神輿全景。
捩りの張り具合も良さそうで、飾り付けが楽しみです。

綺麗になった屋根

神輿康さん、綺麗に仕上げてもらいまして、
誠にありがとうございました。
會を代表して、厚く御礼申し上げます。
また、作業を手伝ってくださった神輿康関係者の
皆さん、ありがとうございました。



勇獅栄'04年活動へ戻る